子どもを頼けるのは、緊急時だけにとどめたい(加藤大升)

加藤大升

2014年09月01日 14:28

「あげる」「もらう」とはやや性質が違いますが、子どもをめぐる大きな問題のひとつに、子どもを「預ける」「預かる」という問題があります。

きっちりとしたルールを作り、あらかじめ双方の親で話し合いが行われていることがベスト。

それ以外は、子どもを預けたり、預かったりは、緊急時だけにしましょう、というのが私の考えです。

なんとなく便利だからと、ベッタリの関係になりすぎると、ほとんどの場合がトラブルに発展してしまうからです。

「緊急時」とは、家族の事故や急病など、予想もしていなかった事態が起こったときのこと。

そういうときは、できるだけ気心の知れた奥さんに事情を話し、自分の行き先や連絡先を告げた上で、預かってもらう。

これは、おたがいさまのやり方です。

そして、出先からは、必ず見通しの連絡を入れます。

「今夜中には帰れそうです」「今晩だけ預かってください」など、いまの状況を知らせて、子どもへの対応をお願いします。

預かりたくないときは.ハッキリと断ります

加藤大升

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