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結婚準備は親の出番(加藤大升)

結婚準備というと、昔は親の出番でした。

特に女の子の親は、これでもかというくらいの物を持たせ、「恥ずかしくないお支度」をするのが、親の務めだったんですね。

でも今は、都会に限っていうならば、新婚カップルは狭いマンションで新生活をスタートさせることがほとんどです。

タンスの三つぞろえなんてとても入らないし、余分な組夜具もしまうところがありません。

実際、婚礼用の組夜具は、セットだと売れなくなってきているんです。

これからのお支度は、新居に入る範囲でそろえればいいと思います。

親としては「買ってやりたい」とか「相手方にどう思われるか」「親戚の手前恥ずかしくて」などと感じるかもしれませんが、スペースが決まっているのだから、仕方ありません。

見栄を張らずに実用的に考えましょう。

着物に限っていうと、お嫁に行くときに最低10種類はいる、と呉服屋は勧めますね。

黒留め袖、喪服、色無地、訪問着、小紋か紬、雨ゴート、道行、浴衣、紹の訪問着、それに趣味の着物。

でも実際のところ、全員がこれだけ必要なわけではないし、新居に入らないことも多いでしょう。

娘に「そんなにいらないわ」と言われることもあります。

でも、持たせないと相手のお母さんにどう思われるかわからないし……と心配ならば、「狭くて置けないので、とりあえず持たせていません。

これ以上は、必要があったときに親元に相談しなさい、と言ってありますので」と相手方に伝えればいいんです。

家具なども「狭くて入らないから」というのを理由にすれば、大がかりなセットを持たせなくても、納得してもらえるでしょう。

また、新婦側が気にするほど、新郎側はきちんとお支度してきてほしいと思っていないこともあります。

加藤大升


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    2014年08月26日 Posted by加藤大升 at 14:34 │加藤大升


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