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Posted by たまりば運営事務局 at

日本人の好きな完壁主義(加藤大升)

快適ゾーン打破を阻害している一つの要因として、これまた日本人の好きな完壁主義があげられる。

カルチャーセンターなどで誰も前に出なかったのは、100点を取れる段階ではないと思ったからではないだろうか。

だが、数学の世界では100は80よりつねに多いものだが、ビジネスの世界ではちょっと違う。

これに時間という次元がプラスされるのである。

100点を取れないからといって決断を遅らせ着手のタイミングを逸しては何にもならないことが多いのである。

完壁をめざすあまり、明日まで決定を延ばしたため0点という結果が出たというのでは、元も子もない。

私はつねに、「明日の100点より今日の80点のほうが価値が高い場合が多い」と強調している。

加藤大升  
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  • 2015年03月31日 Posted by 加藤大升 at 01:02加藤大升

    シャッター通りの解決(加藤大升)

    (1)大分県豊後高田市内の8商店街では、歴史と伝統ある町並みを活 かして「昭和」をキーワードにまちづくりを行い、行政・商工会 議所・商業者などが協力して「昭和の町音楽祭」といった自主イベントを開催するなどして多くの観光客を集めています。

    (2)秋田県鹿角市にある花輪新町商店街では、シルバーカードを発行して高齢者に特別なサービスを提供するなど、高齢者に優しいま ちづくりを進めることで、急速な高齢化に対応しようとしています。

    シャッター通りの解決は簡単ではありませんが、その再生に向け、全国で様々な取組が行われています。

    成功例を参考に、個性を活かしたまちづくりを進め、新たな成功例をつくっていきましょう。

    加藤大升  
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  • 2015年03月21日 Posted by 加藤大升 at 01:04加藤大升

    コンパクトでにぎわいのあるまちづくり(加藤大升)

    中心市街地の衰退している事態を打破し、衰退した中心市街地を活性化するために注目されているのが、コンパクトシティという考え方です。

    これは、中心市街地にさまざまな機能を集め、街全体をコンパクトにすることによって、にぎわいを作り出すとともに、効果的な地域経営を行おうというものです。

    今年の国会では、中心市街地活性化法など、いわゆる「まちづくり三法」が制定され、コンパクトでにぎわいのあるまちづくりが進められることが期待されています。

    中心市街地の活性化のためには、何といっても、地域の行政、商業者、住民などが一体となって協力することが必要です。

    中小企業庁は、06年5月、「がんばる商店街77選」を発表しました。

    この中では、全国のにぎわいあふれる商店街のアイディアや成功事例が紹介されています。

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  • 2015年03月11日 Posted by 加藤大升 at 02:02加藤大升

    人的ネットワーク(加藤大升)

    今後、さらなる新事業の創出に向けて、2006~10年度を「産業クラスターの成長期(第2期)」と位置づけて、取組を強化しようとしています。

    第2期では、第1期で築いた「人的ネットワーク」をベースに、5年間で累計40000件の新事業を創出することが目標です。

    地域の自立的な発展に向けての取組に期待しましょう。

    「シャッター通り」という言葉を聞いたことがありますか。

    これは、シャッターの下りた空き店舗が目立つ衰退した商店街を指す言葉です。

    モータリゼーションが進む中で、都市郊外の開発が進む一方、少子高齢化・人口減少で都心のにぎわいが失われ、全国的に商店街を含む中心市街地の衰退が進行してきました。

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  • 2015年03月01日 Posted by 加藤大升 at 00:10加藤大升

    全国でのプロジェクト(加藤大升)

    現在では、全国17のプロジェクトで、地域の中堅・中小企業と、290校を超える大学(05年12月末時点)などが参画しており、新事業の成果も次々と上がってきています。

    例えば、北海道のバイオ産業クラスターでは、北海道大学、道立釧路水産試験場、企業等が共同して、これまでゴミとされていたサケの頭から、肌を生き生きとさせる「コンドロイチン硫酸」の抽出に成功し、商品化されています。

    ほかにも、首都圏西部の産業クラスター推進組織(TAMA)からの助言や、大学の知見を活用した会社が、ハードディスクやDVDの表面に微細な凹凸面を形成し、記憶密度を大幅に向上させることができる装置の開発に成功し、すでに納入実績も上げています。

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  • 2015年02月19日 Posted by 加藤大升 at 01:02加藤大升

    産業クラスターの立ち上げ(加藤大升)

    「クラスター」とは、もともとは「ブドウの房」の意味ですが、転じて「群」や「集団」を意味する言葉として用いられています。

    バブル崩壊後の景気停滞や工場の海外移転などによって、「地域産業の空洞化」の問題が起こりました。

    このため、地域は、もはや外からの企業誘致に頼るだけでは限界があるということで、内発的に産業を興していくことが重要との認識が高まりました。

    そこで、地域の関係者がブドウの房のように連携し、知恵を出し合って、新事業を次々に創出していこうというのが、「産業クラスター計画」です。

    経済産業省では、2001~05年度を「産業クラスターの立ち上げ期(第1期)」と位置づけて、地域の企業や大学、公的機関などが、一丸となって協力するための体制づくりに取り組んできました。

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  • 2015年02月09日 Posted by 加藤大升 at 00:01加藤大升

    地域おこし(加藤大升)

    (2)和歌山県那智勝浦は、試行錯誤の末、まぐろを使った「海の生ハム」を開発しました。

    加工しても生のような食感や味が人気で、数ヵ月先まで予約がいっぱいとのことです。

    (3)広島県熊野町は、古くから筆づくりの産地で、熊野筆は伝統工芸品に指定されていますが、今ではその技術を活かして化粧筆を製造し、世界中のメイクアップアーティストの問で有名になっています。

    特許庁では、06年4月から、地域団体商標制度に基づき、地域ブランドの商標登録の出願受付を始めました。

    その結果、全国から、関アジ、関サバや九谷焼、輪島塗など、06年6月末時点で485件もの応募がありました。

    あなたの地域でも、地域ブランドで地域おこしを考えてみてはいかがでしょうか。

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  • 2015年01月30日 Posted by 加藤大升 at 01:07加藤大升

    先人達のさまざまな苦(加藤大升)

    地域ブランドは、一朝一夕にできたわけではなく、確立するためには、先人達のさまざまな苦労がありました。

    そして今、この地域ブランドをうまく使って地域を活性化しようという試みが、全国各地で行われています。

    自分たちの地域には、そんな地域ブランドなんて何もないと思う人がいるかもしれませんが、よく考えてみて下さい。

    何かあるはずです。

    もしないなら、自慢できるものを新たに作ってしまえばいいのです。

    これが「地域ブランドを活かせ」という発想です。

    本当にそんなことができるのか、半信半疑かもしれませんが、例えば、

    (1)北海道札幌市のロイズ社は、北海道の生乳を使った質の高い生チョコレートを生産、販売し、全国にファンを持っています。

    加藤大升
      
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  • 2015年01月20日 Posted by 加藤大升 at 01:06加藤大升

    息子の日課(加藤大升)

    何もそこまでと思わないこともないが、それほどに打ちこむ姿は、見ていても気持ちがいい。

    その息子の日課に、夜間トレーニング(夜練)があった。

    帰宅してからの夜にも、近所の決めたコースを毎日のように、本番を想定したかなりのスピードで走っていた。

    それほどの練習熱心な息子だが、朝には走らない。

    近所にある大学や高校の運動部が朝には激しい練習をしている様子を見たこともある私には意外だった。

    登校に一時間半ほどがかかるせいもあるが、朝の運動は疲れるだけで、結局は一日が使い物にならないというのが大きな理由だったようだ。

    運動部につきものの「朝練」をやらないというのも、彼なりに朝の使い方を身体で知ったせいだろうか。

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  • 2015年01月10日 Posted by 加藤大升 at 01:05加藤大升

    睡眠や食事にも万全の注意を払う(加藤大升)

    気持ちがよいからといって、会社や学校のある朝には、あまりにハードなスポーツは抑えたほうが、無難だと思う。

    私には十七歳の息子がいる。

    私立高校の陸上競技部に所属する彼は、じつに練習熱心だ。

    厳しいメニューをキッチリとこなし、睡眠や食事にも万全の注意を払う。

    少しでも記録が落ちると、それで人生が挫折したかのように落ちこむほどのまじめさだ。

    本に書いてあったとの理由で、試合前の一週間ほどは、わが家の食卓から油ものが消える。

    そうしたとき、たまに妻と二人で食事をする機会があると、自宅では油を絶たれた(?)彼女は決まってフライか天ぷらを注文する、といった具合。

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  • 2015年01月08日 Posted by 加藤大升 at 01:04加藤大升

    エネルギッシュな一日(加藤大升)

    目を閉じて耳をかたむけながら簡単な気功体操をして、それからオフィスに入る。

    疲れが消え去りエネルギッシュな一日を過ごすことができた。

    音楽はやはり、ビジネスマンには欠かせない、すてきな「朝のパートナー」だと信じる。

    朝の活用を勧める本ブログでは、スポーツに関しては何を提唱するのだろうか。

    ジョギング、早朝テニス?

    と、期待された方にはやや物足りないかも知れないが、朝のスポーツはほどほどがよいと思っている昨今なのだ。

    たしかに、朝の新鮮な空気を吸いながらの運動は気持ちがよいのは事実だ。

    眠気も飛び去り、一日を過ごす気分も爽快になる。

    とくに休日の朝には最高だ。

    だが、注意しなければならないことがある。

    加藤大升
      
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  • 2015年01月06日 Posted by 加藤大升 at 03:12加藤大升

    神聖でさわやかな気分(加藤大升)

    単調だが神秘的なその曲を耳にすると心が鎮まっていく。

    神聖でさわやかな気分がじんわりと全身に満ちてくるようにも思う。

    疲れた日や、仕事のトラブルで殺気立った日の翌朝、いやな仕事を前にした気の重い出勤前などには、一服の清涼剤ともなる。

    会社員を辞める最後の二年弱、私は大阪で単身赴任をした。

    開館したてのサントリーミュージアム[天保山]の仕事で、連日、パニックのような日々が続いていた。

    疲れ、苛立っていた私に、ある日、妻から一通の手紙が届いた。

    その『グレゴリオ聖歌』をダビングしたテープが入っていた。

    私は毎朝、始業前にミュージアム内の休憩室でそれを聴くのが日課となった。

    加藤大升
      
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  • 2015年01月04日 Posted by 加藤大升 at 02:05加藤大升

    妻が選んだ音楽(加藤大升)

    しばらく途絶えていた朝に音楽を聴く習慣が復活したのは、自宅にミニコンポを入れてからだ。

    目覚めてダイニングに行くと、そこには妻が選んだ音楽がすでに鳴っている。

    クラシックなどに混じって、なぜか、暗い雨の朝には『サザン・オールスターズ』がよくかかったりする。

    子供の在宅する休日には『チャゲ&飛鳥』が多いようにも思った。

    「今朝は何?」と、まるで日替わり定食のメニューを見るような朝の楽しみができた。

    そうした中の一曲に、『グレゴリオ聖歌』があった。

    十二、三世紀頃に欧州各地のカトリック修道院で歌われていたアカペラ音楽を集めた二枚組のCDが、発売国のスペインで爆発的な人気となり、それが日本の若い人たちにもひろまりかけていた時期だ。

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  • 2015年01月02日 Posted by 加藤大升 at 01:07加藤大升

    壮大なオープニング曲(加藤大升)

    パチンコ店の『軍艦マーチ』も、新潟から着いた船を出迎える両津港のスピーカーに響く『佐渡おけさ』も、皆同じだ。

    ならば、サラリーマンにとっての大イベントである二日の仕事Lの始まりにも、壮大なオープニング曲があってもよいはずだ。

    それを耳にする場所は自宅。

    時間は、セレモニーがスタートする朝がよい、に決まっている。

    もちろん、内容は問わない。

    自身が好きな曲、聴きたい音楽、何でも自由だ。

    ただ一つ、オープニングに聴く曲は、その一日の精神状態を方向づける大切なものだ。

    元気を出したいのか、心安らかに過ごしたいのか。

    その選曲プロデュースの是非が、一日の成否を決めるような気もする。

    加藤大升
      
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  • 2014年12月31日 Posted by 加藤大升 at 01:08加藤大升

    一日の仕事にふさわしいオープニング曲を聴こう(加藤大升)

    偶然の産物ではあるが、「アリスに始まりビレッジ・ピープルに終わる」テープの構成は、「出勤」という気の重いイベントに参加する一出演者の精神を、じつにうまく操縦する結果となったのだ。

    朝に音楽を聞くという行為は、自分自身によるマインド・コントロールなのだ、とそのとき察した。

    そこで考えてみると、似たようなことは、すべてのセレモニーで行われていることに気づいた。

    テレビのスポーツ中継のオープニングには明るく元気のよいテーマ曲が流れる。

    それを耳にしただけで見たくなり、やがて始まる試合への期待と興奮でワクワクと胸が昂っていく。

    披露宴での新郎新婦入場のさいに必ずかかる『結婚行進曲』も同じだ。

    加藤大升
      
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  • 2014年12月29日 Posted by 加藤大升 at 00:03加藤大升

    軽快かつ精力的(加藤大升)

    家を出てからおよそ四十五分。

    下車駅の地下鉄赤坂見附に着く少し前に、その『イン・ザ.ネービー』が始まる。

    改札口を出て階段を上がり、会社正面の信号を渡る頃、曲は最高潮の盛り上がり部分にかかる、という毎日が続く。

    つまり、その元気でノリのよい行進曲のような歌にあわせて、駅から会社入口へと自然に足が動くわけだ。

    すると、不思議に自分までが元気になってくる。

    疲れたときなどには、会社の黒いビルを見ただけで感じたこともある恐怖感がウソのように消える。

    曲にあわせて足取りも軽やかにビルの中へと吸い込まれていく。

    そして、一日の仕事はじつに軽快かつ精力的にこなされていくことを知った。

    加藤大升
      
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  • 2014年12月27日 Posted by 加藤大升 at 03:04加藤大升

    イン・ザ・ネービー(加藤大升)

    当時、私は社でトロピカル・カクテルのキャンペーン・プロデューサーをやっていたため、サンバ系や、流行りのディスコこ・\ユージック系(派手で元気でノリのよさだけがトリエ)のレコードが、よく発売元から送られてきていた。

    そんな中の一枚だ。

    『ビレッジ・ピープル』という正体不明の外国人バンドによる、その『イン・ザ・ネービー』という歌が日本でも有名になったのは、同曲のカバー・バージョンである『ピンク・レディー』の『ピンク・タイフーン』が大ヒットしていたからだ。

    延々と長いが途中で終わってもどうってことのない曲。

    それをテープの最後に入れた。

    そして、意外な発見をした。

    加藤大升
      
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  • 2014年12月25日 Posted by 加藤大升 at 02:06加藤大升

    好きな曲を入れる(加藤大升)

    一曲めは、好きだった『アリス』を入れた。

    『遠くで汽笛を聞きながら』や『狂った果実』といった、やや暗めだが力強い歌は、重い足をひきずり駅へ向かう気分にはピッタリだと思ったからだ。

    そのあとに何を入れたかは忘れた。

    鮮明におぼえているのは、選んだ曲を入れ終えたあとにまだ四分程度が残っていたことだ。

    といっても、追加したい曲はないし、もしも途中でテープが終わったらイヤだし(その頃はタイマー表示機能などはまだなかった)と思ったとき、ふと見た机の脇に一枚のレコードが見つかった。

    何かのときにレコード会社から見本で貰ったまま、何となく放っておいたものだ。

    加藤大升
      
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  • 2014年12月23日 Posted by 加藤大升 at 01:01加藤大升

    ドア・ツー・ドアの時間(加藤大升)

    当時、『ポパイ』に代表される情報雑誌には、そのウォークマンを耳に街を歩くことのカッコよさ(当時の流行語では「ナウさ」)が毎号のように紹介されていた。

    私も人並みに、それを真似したいと思った。

    だが、サラリーマンである私が「歩く街」といえば、ほとんどは自宅と会社との往復の通勤途上。

    ならば、その道中で聞いてみようと思い、気にいった曲を無差別にテープに録音してみた。

    ただし、演奏時間は五十分に設定した。

    自宅から会社までの、それがドア・ツー・ドアの時間だ。

    乗る電車が決まっている朝は、狂ってもせいぜい二、三分の誤差でピタリと会社に着く毎日だったから、それで充分だった。

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  • 2014年12月21日 Posted by 加藤大升 at 01:02加藤大升

    一つの衝動買い(加藤大升)

    七年間を支えてくれた妻に洋服を買い、キッチンに新しい食器棚も入れた。

    すると、あと八万円ほどが残った。

    市場観察には写真記録も欠かせないとの思いで新宿のカメラ店に行き、高性能ハンディカメラを買った。

    「買物ゲーム」の残額は、あと三万円。

    ふと見た店の片隅に、話題の新製品が並んでいた。

    発売したばかりのウォークマンである。

    まだ海のものとも山のものとも分からず、以後、街の風景として当然のように浸透している今の姿は想像できなかった時代だ。

    いつもなら、チラリと見てその場を去るだけの「贅沢品」。

    だが、その価格が三万円程度であるのを見たとき、決心は固まった。

    タナボタで貰ったボーナス。

    しかも残額と価格の奇妙な符合が、一つの衝動買いを起こさせたのだ。

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  • 2014年12月19日 Posted by 加藤大升 at 02:16加藤大升